さらば八月の大地:今井翼くんの役は関西弁で空気読めないけどいい奴

11/2(土)の昼の部を観て参りましたので、感想を(^^)
少し内容に触れていますので、ネタバレが嫌だという方はお気をつけください。

ミッチェル撮影機
ミッチェル撮影機。
ロビーに展示してありました。
小津安二郎映画監督が実際に使用していたものだそうです。

さらば八月の大地 パンフレット
パンフレットは1500円でした。

翼くんに関しては、写真(お稽古場のショットも)、インタビュー1ページ、中村勘九郎さんとの対談などが載っています。
個人的には勘九郎さんとの対談が一番興味深く、おもしろかったです(^^)

ストーリー

第二次世界大戦中の満州が舞台です。
勘九郎さんは中国人の映画助監督、張 凌風(チャン リンフォン)

翼くんは日本人の撮影助手、池田五郎
初対面では言い争いがあったりしつつも、次第に意気投合していきます。
でも、戦渦はひどくなるばかりで、だんだん映画を撮ることもままならなくなっていきます……。

内容が内容だけに、いろいろ考えさせられる作品でした。
戦争の虚しさ。志を同じくしつつも、国が違うために生じる摩擦。
それを乗り越えて、同じ人間としてどう向き合っていくか。

辛いことはあるけど、希望の光が見える物語だったと思います。
ラスト近くで凌風と五郎が話すシーン、また五郎が去った後のラストシーンは泣けました。

重いテーマではありますが、ところどころに笑えるシーンもあって、ほっとできるのがまた良かったです(^^)
特に、山口馬木也さんが演じる澤田勇介には笑わせてもらいました(笑)。

翼くんの役:池田五郎

このところ、『金子みすゞ物語』などの品のある役の印象が強かったので、関西弁で血の気が多くて空気読めない五郎の役は新鮮でした(笑)。
なんか歩き方も「てれんてれん」って感じでしたし。

でも、すごくいいヤツで(「いい人」というより「いいヤツ」って感じ)好きでした(^^)

この舞台を観ると、当時の状況で中国人と普通に接することは、とても難しいことだったのかなと感じます。
そんな中で、気負うことなくごく自然に凌風と友達になった五郎は、すごく魅力的な人物でした。

五郎の根っこにある誠実さは、翼くん本人にも通じるものがありますね(*^^*)

勘九郎さん演じる凌風と、田中壮太郎さん演じる王 国慶(ワン グォンチン)とで、良いトリオでした(^^)

そうそう、今回も翼くんは髭生えてます。
個人的には髭ない方が好きなのですが、この役には合っていたので、気になりませんでした(笑)。

あと、途中で五郎がナチュラルに側転するシーンがあって「なぜ側転?」と思いつつ「綺麗に回るなー(*^^*)」と、ちょっと得した気持ちに(笑)。

心に沁みる作品でした。
これからご覧になるという方も、満映撮影所の世界に浸ってきてください(^^)/



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2013年11月7日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:舞台

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ノアといいます。もともとタッキー&翼はわりと好きで、テレビの歌番組などは観ていました。
そんなある日、友だちが「滝翼春魂」のDVDを貸してくれました。
「うわーすごく楽しい!」「副音声もついてるんだ! 仲いいなー!」と、すっかりタキツバの魅力にやられてしまいました。よろしくお願いします(^^)
ツイッターアカウントはnoa617noaです。

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