『鼠、江戸を疾る』第四回【姉妹の願い】感想
「鼠の感想、ずいぶん長いこと書いてないなあ」と確認してみたところ、第三回までしか書いていなかったことが発覚しました(^^;)
最近、あまり更新できていないので年内に書き終えられるか不安になってきましたが、できるだけがんばります(^^;)
ストーリー
さてさて……実は、第四回はちょっと苦手な回だったりします。
辛いシーンが多いですよね(/_;)
でも、ドラマでは最後にお園とお松が笑顔でしたし、どこかで幸せに暮らすんだろうなって感じられるラストだったので、本当に良かったです。
原作未読なんですが、読んだ方から悲しいラストだったと聴いたので……。
そんなわけで、全体のストーリーとしては重かったですが、鼠らしい楽しい場面も随所にありました。
タッキーの後輩ふたり
この回で特筆すべき部分は、やはりA.B.C-Zの河合郁人くんが、文助役で出演していたことですよね(^^)
序盤、屋根の上で鼠と文助がやり取りする場面は鼠がツッコミ、文助がボケって感じで、ちょっとタッキーと河合くんのやり取りに通じるものがあったような気がします(笑)。
河合くんは、髷が似合ってましたね(^^)
このときまで、あまりドラマの経験はなかったらしいですが、違和感なかったですよね。
それにしても、お園ちゃん。
文助が屋根から落ちて足を捻ったと聞いて申し訳なさそうにした後で
「けど、おまえが落ちる必要があったのかい?」
って真顔で訊いてたので「わーそれ言っちゃダメー(^^;)」と思いました(笑)。
もう一方のタッキーの後輩、京本大我くん演じる広之進の方は、この回で小袖に結構思い切った一言を言ってましたが、全然気づかれずにスルーされちゃってました……ドンマイ(笑)。
小袖、今のところ色恋沙汰に全然興味がなさそうですからねー。
やっぱり、あんな遠回しな言い方じゃなくて、もっとストレートに言わないとわからないのかもしれません。
鼠と次郎吉
鼠は、関係ないのにお松から文を預かったり、千両箱を落としてもお園の手は(布団が用意されるまで)離さなかったり、やっぱり優しいですねー(*^^*)
小袖からは「お人好し」って言われちゃってましたけど(笑)、そこが鼠の良いところです(*^^*)
千草先生のところでお園と目が合って、(バレた?)って感じに挙動不審になるところは笑えました。
次郎吉になると、途端に三枚目っぽくなるところが好きです(笑)。
でも、鼠が最後に姉妹に言った言葉には、心を打たれました。
「おまえたちのような人間がお天道さまの下を歩けねえようなら、俺は闇を疾る甲斐がねえ」
お松とお園のように不幸な境遇にある人が、ひとりでも多くお天道さまの下を歩けるようになること。
それこそが、鼠が鼠であり続ける理由なのでしょう。
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2014年6月29日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:テレビ