『鼠、江戸を疾る』第二回【盗まれた恋文】感想

今回のエピソードは、第一回の放送でも出てきていた、お豊がメインでした。

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お豊

先週の放送でお豊が帰ってきて良かったなぁと思っていたのに、一難去ってまた一難。
お豊には大変な試練が襲いかかってしまいました……。

お豊のしたことは、本来であれば罰せられるべきことでしょう。
でも、あの時代のお豊のような人々は、今の私たちには考えられないくらいの貧しさだったのだろうと想像できます。
病気のお母さんを助けたいと言う気持ちがそうさせてしまったのであれば、お豊を責める気持ちにはなれないですね。

次郎吉や小袖も、千草先生も、もちろん平三も、そのことをわかっていたのでしょう。
特に、金持ちの屋敷から小判を盗んで貧しい者の家にばらまいていく鼠小僧には、お豊のしたことに共感できるものがあったのではないでしょうか。

お豊は第一回の放送で父親を亡くし、そして今回の放送で母親と、平三という大切に思う人を亡くしてしまいました。
千草先生のもとで、これから元気になってくれればいいなと思いながら観ていました。

次郎吉と小袖

相変わらず、この兄妹はいい感じでした(^^)
どういう事情なのか(原作未読なので)、親がいなくて二人暮らしの兄妹ですが、楽しそうなのがいいですよね。

特に千草先生の前で鼻の下を伸ばしている次郎吉と小袖のやりとりには笑えましたねー(^^)
タッキーのこういう役はすごく新鮮に感じられます。特に、舞台でなくテレビドラマでは。
もう、観てて楽しくてしょうがないです(笑)。

でも、鼠小僧になると一転してカッコイイんですよねー(*^^*)
今回は刀を持たない立ち回りということで大変だったようですが、鼠らしい身軽さ、俊敏さが感じられて爽快です。
くるっと回るところとか、お気に入りです(*^^*)

女性陣

それにしてもこのドラマに出てくる女性はかっこいい人が多いですね(^^)
小袖はもちろんのこと、今回登場した千草先生や、お染さんもきっぱりした性格で、きびきびと働いていて、見ていてとても気持ちがいいです。
今回、小袖がお豊や千草先生やお豊のお母さんを助けるために切り込んできたところなどは本当に凛々しかったですね(*^^*)

徳五郎

この人はですねー、わかりやすく権力に弱いですねー(笑)。
千草が出てきたときに最初は女のくせにみたいな感じだったのに、良安先生の娘だと知った途端に手のひらを返したように丁寧な対応になって大変笑えました。
そのくせ、次郎吉などには大変横柄な態度ですし(^^;)
でもなんとなく、その単純さが面白くて憎めないキャラクターですね。

鼠小僧の光と陰

次郎吉の「人を斬って思いを遂げようとするやつはもっと嫌いだ」という言葉は印象的でした。
今回、鼠小僧は琴音を助けませんでしたが、琴音が平三を斬ったことを許せなかったのでしょうか。
琴音を助けなかったところで、彼の厳しい一面を見たように思いました。
でもそれも、お豊や平三のような人々への優しさの裏返しのように感じられます。

厳しく辛いことが多い中に、どこか救いや温かさを感じられるドラマだと思います。



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2014年2月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:テレビ

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ノアといいます。もともとタッキー&翼はわりと好きで、テレビの歌番組などは観ていました。
そんなある日、友だちが「滝翼春魂」のDVDを貸してくれました。
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ツイッターアカウントはnoa617noaです。

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